CROSS TALK
#02
大阪を拠点に働く若手社員4名に、「入社前と入社後のギャップ」「入社してから仕事を覚えるまで」 「今後成し遂げたいこと」について、ざっくばらんに語ってもらいました。
土地や収益物件の取得業務を担当。収支を計算した上で物件取得のシナリオを描く。
立地特性やマーケットを考慮したうえで分譲マンションの商品企画を行い、工事が始まると現場で品質管理も担う。
マンションサロン「シエリアサロン茨木」にて、マンション販売の営業業務と販売サロンの運営業務に携わる。
全社中期計画の集約担当として、各事業部門と連携を取りつつ、計画値の作成依頼や数字の集約、確認業務を行う。
何か分からないことがあれば、上司や先輩に気軽に質問できますし、自分の仕事の手を止めて真剣に相談に乗ってくれることも多いですよね。二社が合併してできた会社、という背景もあって、社内ナレッジがとにかく豊富。不動産をさまざまな視点から学ぶことができるのもありがたいです。
僕は就職活動時、関西電力グループという大きな基盤があることから、堅調な成長を好む企業姿勢だと感じていました。でも入社してみて、関電不動産開発は関西No.1・全国ベスト10を目指し、さまざまな分野で前例のない取組みを行うチャレンジングな会社なのだと、考えを改めました。
僕も潮見さんと同じことを思っていました。新しいことに積極的だということは、選考段階でもある程度聞いてはいたのですが、想像以上だったなと。事業面だけではなく、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制を導入するなど、働きやすい環境の整備にも柔軟に対応している印象です。
若手社員が活躍できるフィールドがあって、管理職の方も柔軟な方が多いので、そういったことに抵抗感がないのかもしれませんね。
現状に満足しない姿勢を全社員が持ち続けることで、ブランドステートメントの実現に近づけるのだと思います。
もちろん上司や先輩に質問はできますが、皆さん忙しいですし、1から10まで教えてもらっていては自身の成長がありません。最初は見よう見まねで業務を進め、不動産の専門用語などはインターネットで調べていました。質問するときは、質問事項をあらかじめまとめておくことと、話しかけるタイミングを見計らうことを意識していましたね。
用地取得の仕事では、土地情報を求めて外に出て行くのですか?それとも、不動産仲介会社から提案を受けるものなのでしょうか?
どちらかと言えば後者が多いですね。ただ、相手は不動産業界に精通した百戦錬磨の方ばかりなので、頼りないと思われないように、しっかり知識を身に着けたうえで商談に臨めるよう準備をしています。
私の場合、配属当初は年齢の近いトレーナーの先輩と常にペアで行動していました。事務処理などの基礎的な業務から、建築企画や現場での施工管理まで、仕事のいろはを教わりましたね。それと、若手社員向けに開催されるメーカーの勉強会や、工場・ショールームの見学にも参加し、実物を見ることで知識を深めていきました。
経理業務でも自身の理解が及ばないことは多々ありますが、僕は全体像を掴んだうえで、文書を図にするなど、自分なりの工夫も加えながら、理解できていない部分を明確化するようにしています。その癖をつけておくと、同じ失敗をしないですし、違ったタイプの難題に直面してもどうにか乗り越えられます。
マンション販売営業では、インプットとアウトプットの繰り返しが重要です。販売物件に関することだけでなく、住宅ローンや税制などのさまざまな知識が必要となりますが、いくら覚えても、お客さまの前で使えなければ意味がありません。先輩を相手に商談のロールプレイングを繰り返し、スキルアップを図っているところです。
僕は今、営業担当の立場でお客さまにマンションを販売していますが、商談の場で得たお客さまの生の声を、いつかマンションの商品企画に活かしたいと考えています。また、住みたいと思える要素の探求は、住宅事業本部のみで完結するものではありません。総合不動産デベロッパーとして、事業部の垣根を越えたプロジェクトを立ち上げ、大規模な街づくりにも挑戦したいです。
それはワクワクしますね。マンションなど、住宅が領域の住宅事業本部と、オフィスビルや商業施設が領域の開発事業本部がコラボして、複合開発を手がけるというのも面白そうです。そのためにもジョブローテーション制度を活用して仕事の幅を拡げていきたいですね。
僕はバックオフィスで働いていることもあって、若手社員がより自信を持って意見を発信し、その意見が反映されるような環境づくりに貢献したいと考えています。人材育成制度を活用して社外の教育機関で、経理や経営について学ぶ機会を得ることもできますし、チャレンジングな姿勢を受け入れてくれる関電不動産開発だからこそ、若手社員による新事業にも期待が持てるのではないかと思います。
社外に向けてももっとアピールが必要ですよね。テレビCMを流したり、シエリアブランドを展開したりしていますが、まだまだ会社の知名度は高いとは言えません。重点エリアでのイベント開催や情報発信、また、事業部の垣根を越えるだけでなくデベロッパー間のつながりを強化することで、新たな可能性も生まれるのかなと。
かなり壮大な構想ですね。
当社は可能性に蓋をすることはないので、若手でも挑戦できる土壌が出来ているのでは、と感じています。
上下関係に厳しいとか、根性論が重要視されているとか、デベロッパーは体育会系企業のイメージがありましたが、関電不動産開発はむしろ真逆で…。穏やかでフランクな気質の人が多いことに、良い意味でのギャップを感じました。