入居者の幸せをデザインする仕事

自分のアイデアやビジョンを実現できる不動産デベロッパーに興味を持ち、関電不動産開発に入社しました。関電不動産開発は、関西を拠点に、分譲住宅・オフィスビル・商業施設など、多種多様なアセットを開発する総合不動産デベロッパーです。この会社でなら、さまざまなものづくりや街づくりに携わることができると確信しました。当時抱いていた思いは変わることなく、現在の仕事につながっています。
私の現在の仕事は、分譲住宅事業のプロジェクトマネージャーです。各物件の事業性やスケジュールを管理しつつ、社内外の関係者と協力して事業を進めています。
分譲住宅の開発は多くの人が関わる複雑な事業ですが、プロジェクトを成功させるために全体像を把握し、自分が関係者をリードするよう心掛けています。また、シエリアブランドのコンセプトである「幸せをデザインする」を念頭に置き、分譲住宅の開発を通じて、入居者が快適さや生きがいを感じられるような住まいづくりができるよう、常に意識しています。

豊かな生活の基盤となる住宅を提供する

私が初めて担当したのは、「シエリア大阪同心」というマンションです。このプロジェクトが、私にとって忘れられない経験となりました。
通常、分譲住宅の開発においては、土地の取得から引渡しまで約３年の期間を要しますが、本物件を通じて、全ての工程を経験することができました。本プロジェクトでは、先輩社員からの指導を受けながら、主体的に物件の方向性や商品企画を考え、お客さまのニーズに合わせた住まいを提供することができました。
そして、実際にお客さまが入居され、各部屋に明かりが灯る様子を目の当たりにしたとき、「自分の仕事が人々の生活に直結しているんだ」と実感し胸がいっぱいになりました。その景色は、今でも脳裏に焼きついています。
本プロジェクトを通して、住宅事業のものづくりや業務の流れを知り、事業を進めるにあたっての関係者とのコミュニケーションの大切さを学びました。当時の想いを胸に、今後も、人々の豊かな生活の基盤となる住宅を提供していきたいと考えています。

入居者の生きがい創出に取組みたい

私はこれまで、「シエリアシティ千里山」や「シエリアシティ明石大久保」といった大規模開発プロジェクトに携わってきました。その中でも「シエリアシティ明石大久保」では、一括受電やエコキュート群制御システム、V2H（ビークル・トゥ・ホーム=EVの蓄電池から電力を取出して活用するシステム）など、関西電力グループのサービスを結集させた環境にやさしい街づくりを体現しています。
毎年のように新たな企画が登場し、関西電力グループの成長を感じます。私は今後も大規模プロジェクトにおいて、グループのシンボルとなるような、先進的なエネルギーマネジメントを駆使した住まいづくりに挑戦したいと考えています。
さらに、関電不動産開発では、環境配慮だけではなく入居者のコミュニティ形成にも力を入れています。快適な住環境だけでなく、今後もコミュニティ活動を通じた入居者の生きがい創出に取組みたいです。私は関西の街に愛着を感じています。仕事を通じて地域の発展に貢献できたら嬉しいです。